藤沢市議会議員 町田てるよし 市政レポート【Vol.4】
もっと藤沢を知って、愛する。
鵠沼4カ所、意見交流会の開催
私の生まれ育った地元・鵠沼の声をもっと知りたいとの想いで意見交流会を開催しました。沢山の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。今後の議会活動に反映できるよう努めて参ります。
- 1月26日(金) 鵠沼橘市民の家
- 1月28日(日) 鵠沼公民館
- 2月5日(月) 本鵠沼市民の家
- 2月9日(金) 鵠沼藤が谷市民の家
頂いた多様なご意見からいくつか紹介させて頂きます。
- 鵠沼らしい(海岸やクロマツ)風景を守ってもらいたい。
- 防災訓練をさらに活発化するために力を貸して欲しい。
- 狭隘な道路や見通しの悪い交差点を改善できないか。
- 鵠洋小学校の教職員不足をどうにかして欲しい。
- ボール遊びの出来る公園を増やして欲しい。
- 議員の資質がさらに高まる為にはどうしたら良いのか。
いくつかのご相談については、市職員の協力のもと早急に対応をさせて頂きました。
江ノ電藤沢駅「放置自転車禁止の案内看板にあった落書き」(Before→After)
10年20年先、見据えて
令和五年度2月定例会開催
二月二八日より藤沢市議会2月定例会が開会しました。今定例会は令和六年度予算案に対して予算等特別委員会が設置され審査が行われます。
税の使われ方に無駄や偏りがないかしっかりとチェックできるよう頑張ります。
今年のとりくみ
昨年4月に初当選をさせて頂いてから、早くも1年が経過をします。選挙で訴えてきた「子どもからお年寄りまで豊かな共生社会」の実現に向けて、さらなる取り組みを進めます。今年の取り組みのテーマは「財源の確保と分配の公平性の確立」です。
少子化が叫ばれて久しい日本ですが、藤沢市は人口が増え続ける希有な自治体です。しかし実際は移住などの社会増であり、出生率は低いままです。そのため藤沢市の人口も2035年にピークを向かえ、将来は減少に転じます。
そうした将来に向け備えておくべきは、①人口減少に耐えうる社会基盤を作っておくこと、②出生率の向上について模索することの2点であると思います。そのために必要な財源をしっかりと確保し、目標に向けて的確に予算を投じるよう主張していきます。
具体的には福祉予算の増幅を放置せず、また目的の曖昧な「○○無償化」といった政策の是非について課題提起をいたします。
経常収支比率の適正化を目指す
財政に「経常収支比率」という用語があります。一般財源のうち毎年経常される経費(人件費や扶助費)の割合を指す言葉です。令和四年度の藤沢市の経常収支比率は92.6%であり、全国平均の88%と比べ高い数値です。また理想は70~80%とも言われております。経常収支比率が高いままですと、災害や疫害など不測の事態への対応が遅れたり、藤沢市の成長を進める挑戦的な政策が出来なくなる恐れがあります。
10年・20年後の藤沢市を見通し、皆さまの豊かな藤沢での暮らしを守れるよう努めて参ります。
「指標だけでは世の中は良くならない」と先輩から学びました。引き続き、地域の声を市政に届ける取り組みも欠かせません。お困りの際は、お気軽にご連絡ください!
出展:わかりやすい藤沢市の財政2023(経常収支比率の推移は赤色)